日本胎盤臨床医学会に参加しました。

今日は札幌で開催された日本胎盤臨床医学会に参加しました。

胎盤治療学会は当院でも行っているプラセンタ治療について討論する会で、今回は北海道と少し遠かったです。

土曜日仕事が終わってからセントレアから最終の便に飛び乗り、その晩はホテルで1泊。本日朝より学会に参加しました。

やはり北海道は三重よりも寒く、街にはコートを着ている人もみえました。

会ではなかなか興味深い話を聞くことができました。

プラセンタは人の胎盤成分より抽出された薬品で、更年期障害、腰痛等の疼痛治療、肌のつや、美白効果にも効果がありアンチエイジングの分野でもよく使われます。

漢方では紫河車(しかしゃ)と呼ばれ、中国や台湾などでは今でも市場などで販売されています。

日本では製薬会社が国内の婦人科と提携し、厳重な管理のもと製造されるので、販売がはじまった50年以上前よりこの製剤による感染症は1例も起きていないので安心して使用することができます。

今回の学会で一番驚いたのが、プラセンタは産後の乳汁分泌を促進する効果もあり、動物は産後自分の胎盤を食べてお産で失われた体力の回復を行うようですが、最近では日本の婦人科でも産後自分の胎盤を食べさせてくれるところが増えてきたというものでした。

会が終了後、千歳空港より最終便に乗り帰りました。幸い台風の影響も受けずに帰宅することが出来ました。

時間があまりなくあわただしい旅でしたが、とても有意義な時間を過ごすことができました。

▲ページトップに戻る